10月 15, 2015

ワキガの悩みは医師に相談してみましょう

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これからの季節汗をかきやすくなりますが、匂いと言うのはとてもデリケードで表現の難しいものです。
人間の嗅覚は動物に比べ非常に鈍感と言われていますが、この時期どうしても気になってしまうものが汗の匂いです。自分では気づきにくいものですが、その為人の視線や距離感が気になるという方も多いのではないでしょうか?
人と言うのは常に強い匂いの中にいると麻痺して感じなくなってしまうという特徴を持っています。ですから他人から指摘されて初めて気づくと言う事もあり得るのです。
体臭にはいろいろな原因がありますが、汗と深く関わりがあるとされているのが腋の匂いでその中でも「わきが」は普通の体臭とは違ったかなり気になるものとされていています。

ワキガは思春期から

思春期になると腋から刺激のある独特な匂いを発するようになります。
身体からでる匂いの原因は汗の成分とされていますが、汗と言うのはほぼ水でありさほど強いものではありません。運動や暑い時期に塩分で作り出される汗と脂質やタンパク質が多い汗です。
その汗が菌と出会い分解されることによって匂いが発生してしまう状態を「わきが」と言い、軽いものから重い症状と様々です。
普段から清潔な状態を保っていても匂いを防ぐことが難しく、医学用語では「腋臭症(えきしゅうしょう)」とも呼ばれています。

ワキガの原因はアポクリン腺

腋には「エクリン線」と「アポクリン腺」という汗腺がありますが、わきがの原因は主に「アポクリン腺」から出る汗と言われています。
「エクリン線」の汗は水と塩分でできているのに対し「アポクリン腺」の汗と言うのは、脂質やたんぱく質からできています。両方とも汗自体の匂いはさほど強くありませんが、「アポクリン腺」の汗の成分が皮膚の表面に付着する菌によって分解され独特の匂いを発するようになります。
ここに皮脂が混ざると匂いはさらに強くなり「エクリン線」から出る汗が分解された成分を一緒に蒸発させてしまうので、匂いを拡散させてしまうのです。

多汗症の原因を理解しておこう

汗の悩みとしてよく聞くものに「多汗症」というものもありますが、多汗症と言うのはわきがの原因とは全く異なり「エクリン線」から汗が過剰に出てしまう疾患のことを言います。
体温の調節に必要な範囲を超えて汗が異常に増加してしまう症状で、皮膚の表面が汗で濡れてしまう状態です。
多くは脇の下や手のひら、足の裏に症状がでますが特に女性の場合は脇の下など衣類にしみができる事を気にして悩んでいる方も多々います。

原因となる病気があって起こる続発性多汗症と明らかな原因がない原発性多汗症とがあり、原因がはっきりしているものであれば元の病気を治せば改善しますが、そうでない場合の多くは神経症が原因と考えられ
ています。
多汗症と言ってもいろいろなケースがありますので自分がなぜ多汗症になっているのかを理解する事も大切です。

ワキガの予防は身近なことから始めよう

匂いと言うのはなかなか解消されないデリケートな悩みです。
わきがを予防するには原因となる皮膚細菌による汗の分解を制御することが1番と考えられます。
制汗スプレーにも汗を抑える効果のあるものや消臭効果のあるものと様々ですが、なかでも殺菌効果のあるものをおすすめします。
制汗用の汗ふきシートや除菌用のウエットティッシュでこまめに汗を拭きとりデオドラント製品を使用することにより匂いを抑えることができます。

また肉食中心の食生活ですとアポクリン腺の働きが活発になり体臭がきつくなります。
野菜中心の食生活に変えるなど普段の食生活を見直す事で、匂いを少しでも抑える事が期待できるので自分でできる身近な事から始めてみましょう。

ワキガの治療は医師に相談

わきがと言うのは原因が遺伝であり体質が大きくかかわってきますのでなかなか治るものではありません。
そのため根本から治療するには医師の診察を受けることが不可欠です。治療法にはいくつか種類がありますので紹介します。

『手術による治療』
わきがを根本的に治す方法でわきがの匂いの元となるアポクリン腺の除去をおこないます。
切開して目視しなからとりのぞいていく方法や脇の下に小さな穴をあけかき出し吸い取る吸引法などがあり医師の腕によっても結果が異なってくると言われます。
『ボトックスによる治療』
体内にボトックスを注入する事で発汗を一時的に抑える治療法です。比較的軽い症状の方にお勧めの方法で多汗症の治療にも使われます。

『薬物による治療』
塗り薬や飲み薬で匂いを防ぐ方法です。市販薬や病院での処方によるもので一時的な効果は得られますが持続性には個人差もあるので、こちらも軽度の方にお勧めな方歩といえます。

治療法にはいくつか種類があり症状によっても変わりますので自分の症状にあった施術を行いましょう。
わきがの症状がない方でも自分の匂いを気にしすぎてわきがだと思い込んでしまう事もあるので、信頼できる専門家によく相談されることが大切です。

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